法人税を勉強し直そうと思い読みました。
ロングセラーの入門書「法人税入門の入門」という本を、読んでみました。
入門の入門と言うだけあって、すごくわかりやすかったです!
本を読んだ目的
・法人税に苦手意識がある
・実務で申告書は作れるが、そもそもの理解(制度概要・趣旨等)を深めたい
感想
・法人税の基本的な考え方がわかる
・文章が難しくなく、説明もわかりやすい
・ボリューム感は多すぎず、丁度良い分量
・特にお勧めしたい人⇒基本を学びたい・やり直したい人、全体像をつかみたい人
雑記
実務で思うのは、申告書も書き方(どこにどの数字を書くかとか)を知っていれば、とりあえずは形になるので
オペレーションとしてはひとまずはオーケーなんですが、
そのままだと、何か新しいことが起きたり、少し難しい処理を考える場面が出てくるときに正しく判断ができないなぁと…
そんなわけで基礎をしっかり学び直そうと思いました。
結論としては他のシリーズも読んでみようかなぁと思う位良い本でした。
比較的易しい言葉で、語りかけてくるような文章なので、先生の講義を受けているような感覚になる本でした。
そもそもなんでこんな調整するの?の「そもそも」の部分をすごくわかりやすく説明してくれています。
普段やっている申告調整が、なぜそのような処理をするのかと言う理屈の部分につながるので、理解が深まり、実務にも役に立つと思います。
内容は、
条文の細かいところに触れたり、実際に申告書にどう書くか、というよりは、
主要な調整項目の考え方の部分をじっくり解説している感じです。
そのため基本の考え方を整理したい方、全体像を掴みつかみたい方に合っているかと思います。
次は「消費税入門の入門」も読みたいです。